赤ちゃんや乳幼児はなぜ水分が多いのでしょうか?

人間の体内に占める水の比率は年齢、男女差、肥満度により異なります。
男性は60%なのに対して女性は55%と男性の方が体内の水分の割合は高く、やせている人が60%なのに対して太っている人は40%という割合が出ています。

その中でも新生児は80%と大人に比べてかなり高い割合となっています。

なぜ生後まもない赤ちゃんは水分が高いのでしょうか?

それは成長期は盛んな生理活動が行われるため、水分が大量に必要となるためです。
しかし、水分が多い分だけ抵抗力が低くなります。

特に薬物は水に溶けやすいので、有害な物質を体内に入れてしまった場合、水分が少ない方が人体には影響しにくいのです。

赤ちゃんの間は、抵抗力を犠牲にしてでもまず成長することを第一の目的としているということなのでしょう。