ウォーターサーバーを使用するデメリットや欠点

ウォーターサーバーのデメリットとして多くの人が声を揃えて言うことが、サーバーを設置するのに場所を取られるということです。
広くて置き場所に困らない家なら大した問題ではありませんが、狭い日本の家では置けるスペースにも限りがあります。
置き場所としてはキッチンがベストなわけですが、冷蔵庫やオーブン・食器棚などが既にスペースを占領しているので、リビングに置かざるを得ない場合もあります。
「狭くても良い。」と思っていても、設置した後に家族から文句を言われる場合もあるので、きちんとしたスペースを確保できるように片付けましょう。

ウォーターサーバーはおいしい水を提供してくれる機械ですが、部屋のインテリアと融合しているとは言えません。
最近ではデザイン性の高いものもありますが、部屋のインテリアが可愛い雰囲気の空間だった場合は、ウォーターサーバーがそこにあることで統一感を損ねてしまいます。
「私はインテリアにはこだわらない。」という合理性を求めている人にとっては、ウォーターサーバーのデザインは関係ないかもしれませんが、インテリア重視に考えている人にとっては、ビジュアル的に納得のいかないに機器なってしまいます。

ウォーターサーバーは、1年に1回程度メンテナンスをしなければなりません。
ウォーターサーバー自体が自動でメンテナンスする優れものもありますが、一般的には業者が定期的なメンテナンスを請け負っています。
業者が来るということは自宅に上がってもらうことになるし、留守にするわけにはいかないので時間を取らなければなりません。
メンテナンスをしなければ、食品衛生法上飲料水試験検査に合格しているとは言えないので、メンテナンスは必要不可欠となっています。

ウォーターサーバーにはコストがかかります。
「私は絶対に衛生的でおいしい水が飲みたい。」と思わない限りは、水にお金をかけることに抵抗がある人も多いでしょう。
スーパーでペットボトルのミネラルウォーターを買うのと同じようなものですが、ウォーターサーバーはサーバー自体のレンタル料やサーバーを維持するための電気代・メンテナンス代など、さまざまな費用が発生します。
それを考えると「手軽にスーパーで買った方が良い。」という人が多いですが、スーパーで買うとなると、買ったものを運ぶ労力や買い忘れなどのデメリットがあるので、いつでも安定的においしい水を飲むということは難しいと言えます。