緑黄色野菜で癌・生活習慣病を予防する

日本人の3大死因は、がん、心臓病、脳血管疾患で、3大生活習慣病と呼ばれます。

生活習慣病とは、日々の健康に良くない習慣が元で引き起こされる病気です。
主な病気に、糖尿病・脳卒中・心臓病・肥満・高血圧・脂質異常症などがあります。

これらの病気は突然発症する分けではなく、さまざまな生活習慣病が折り重なり病気が進行し、発症に至ると言われています。

3大生活習慣病の手前段階でなりやすい生活習慣病、代表的なものでは高血圧や高脂血症、糖尿病などが、自覚症状がないうちに症状が進行してしまい、がん、心臓病、脳血管疾患などの発症に繋がるわけです。

最近では、メタボリック症候群(メタボリック・シンドローム)なども注目されていますよね。

肥満に加えて糖尿病、高脂血症、高血、・高尿酸血症などの生活習慣病を複合する状態を、医学的にはメタボリック症候群と総称します。

この生活習慣病の原因は普段の生活習慣にあり、食生活の習慣(欧米化の食生活、野菜の摂取不足)、運動不足、喫煙、飲酒など様々な要因が重なり進行すると考えられています。

生活習慣病を予防するには、これらの生活習慣を改めることが非常に重要です。

緑黄色野菜に含まれているβ-カロチンの抗酸化作用が、ガンや生活習慣病に対して予防作用があります。

また、ビタミンやミネラルは、体組織の成長や保持、機能調節の役割を果たしているだけでなく、生活習慣病を防ぐ働きをしていることも明らかになっているのです。

そして緑黄色野菜に豊富な食物繊維は、コレステロール上昇抑止、血糖値上昇抑制、大腸ガンの発生抑制などの働きがあるのです。

毎日の食事で、カロチンの多い緑黄色野菜と、淡色野菜を上手に組み合せて食べて、まずは食事から生活習慣病を予防したいものですよね。