緑黄色野菜のミネラルで健康な体に

ミネラル(無機質とも呼ばれます)は、糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び五大栄養素の一つとして数えられ、私たちの体に欠かす事が出来ない大切な栄養素です。

このミネラル、非常に重要な栄養素なのですが、私たちの体の中に含まれている量はわずかです。

しかし私たちの体の組織を作る上で、この僅かしかないミネラルが絶対に欠かせないのです。

またミネラルの特徴として、欠乏症だけでなく過剰症も起こしうるので、ただ「ミネラルを多めに摂ればよい」というものでもないのです。

バランスが大事なのです。

日本においてミネラルは、厚生労働省によって 12 成分(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン)が示されていて、食品の栄養表示基準となっています。

たとえば、ミネラルで代表的な成分のカルシウム。

カルシウムが多い食品は、牛乳や乳製品を思い浮かべますが、実は緑黄色野菜にも豊富に含まれています。

ご存じのように、カルシウムが不足すると骨重が減り、骨粗鬆症などの病気になってしまいますよね。

骨粗鬆症だけではなく、動脈硬化や高血圧の要因にもなるのです。

骨は毎日新陳代謝を繰り返します。

ですので、カルシウムは毎日必要量を摂取することが大切なのです。

緑黄色野菜を食生活に取り入れ、上手にミネラルを摂取するのがお勧めです。