このミネラル、非常に重要な栄養素なのですが、私たちの体の中に含まれている量はわずかです。
しかし私たちの体の組織を作る上で、この僅かしかないミネラルが絶対に欠かせないのです。
またミネラルの特徴として、欠乏症だけでなく過剰症も起こしうるので、ただ「ミネラルを多めに摂ればよい」というものでもないのです。
バランスが大事なのです。
日本においてミネラルは、厚生労働省によって 12 成分(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン)が示されていて、食品の栄養表示基準となっています。
たとえば、ミネラルで代表的な成分のカルシウム。
カルシウムが多い食品は、牛乳や乳製品を思い浮かべますが、実は緑黄色野菜にも豊富に含まれています。
ご存じのように、カルシウムが不足すると骨重が減り、骨粗鬆症などの病気になってしまいますよね。
骨粗鬆症だけではなく、動脈硬化や高血圧の要因にもなるのです。
骨は毎日新陳代謝を繰り返します。
ですので、カルシウムは毎日必要量を摂取することが大切なのです。
緑黄色野菜を食生活に取り入れ、上手にミネラルを摂取するのがお勧めです。