普通の野菜よりも3割から4割程度値段が高いにも関わらず、無農薬野菜や有機野菜を購入する人がとても増えているのです。しかし、これらの基準や実際はどのような野菜なのかを知らない人がほとんどです。明確な無農薬野菜や有機野菜の基準などを知ってさらに良い野菜を食べましょう。
無農薬野菜は栽培期間中に農薬を使わずに栽培された農産物のことを言います。
去年の農産物は農薬を散布され、土に農薬が残っている状態や、化学肥料が残っている状態でも、今年無農薬で作れば、それは無農薬野菜として売り出されます。
更に減農薬野菜と言うものもあります。
減農薬野菜は、栽培される地域の従来どおり農薬を使用する農業と比べ、使う農薬をおおむね5割以上減らして栽培された野菜のことを指します。
ですから、農薬を少なくして育てている、というわけではなく、従来の農薬が多ければそこから少なくしただけであり、安全かどうかという点では疑問が残ります。